Climber : Takahiro Nagayama

Photo : Kenji Fujimaki

岸良海岸の非公開エリアにあるこれぞスラブの課題。

初登のこだわりとして、グラウンドアップでノーマットという自分の中でのボルダリングにおける最高のスタイルで登ることができた。

マットがないとスタート位置が変わり、たった１０cm下地が下がっただけでも難しくなる。スタートできたトライで登れてしまったため

グレードには自信がないが、瑞牆山にある「十六夜」がまさにマットなしでスタートするとさらに難しく、あの課題をマットなしで登っていたスラブの神と崇めている室井 登喜男氏に憧れてグラウンドアップ、ノーマットスタイルで登れそうな岩はスタイルを貫いてトライしている。