Blog

2022/06/07 17:00

鹿児島はまだ梅雨入りしてない?のか比較的、晴れて乾燥している日がある。

東京は梅雨入りしたらしいのに、鹿児島より先に東京が梅雨入りするのは実に17年ぶりらしい。
どうゆうメカニズムなのかわからないけどこの時期でも鹿児島で岩に行けるなんて奇跡だ。

最近はもっぱら猿ヶ城のプロジェクトへ行っていておそらく今まで史上もっとも難しい(自分の中で)プロジェクト。
公式のブログに書くことではないかと思うが、他に書くところもないため書いてみようかなと。

今は中間部のかかりの程よいガバからバラしている状態だが本当のスタートは左のモアっとカチからスタート。
※めちゃ強の人はその下にもスタートできそうなホールドはある。
スタートからガバ穴にリンクするんでも悪くて今のところできる気がしない...ガバ穴から左に行くことは可能だったけど
そのあとがどこに行ったらいいかわからないくらいマントルが悪い。
ということでバラしでガバ穴から本来進むであろう方向に向かってムーブをかましているがその一手は止まる気がしない。
暑いといっても十分登れるような気候ではあるのになぁ。

DAY1
目を付けていたけれど初めてみた時はスタート(ガバ穴)以外何も見えず、こんなガバガあるのに残念だな〜で
通り過ぎていたのに、真剣に向き合うといくつかホールドがあるのに気が付いた。
色々ラインを見ても一番簡単そうなラインに1時間弱トライする。
左抜け?マントルめちゃ悪くないですか...でも「豊かの海」くらい?ってことは4段?くらいありそうと思いつつ
ガバから左抜けをやってみる。1手目からガスで入っていくところで足が悪く切れる。4〜5トライすると効かせ方とスタンスの踏み方
がわかってきて止まるようになった。けど..マントル...めちゃ悪いやん。ということですぐ一旦仕切り直す。
右抜けの方がホールドはあるな。最終的にスタートの下穴にマントル返す感じ?その穴の感じは関東時代、瑞牆で唯一登れた「水蛭子」のガバ穴って感じでガバなのになんかつるっと滑る結晶まみれな穴。とりあえず1手目から中継の2本指の下引きに出して右手を高く向きの悪いポッケに出す。うん。止まらないですな。4〜5トライしたら最初にやっていた左抜けの疲れか高度が下がってきたので終了。
DAY2
この日も天気はよく驚くほど乾燥はしていた。
午前中は上に乗っている木々のおかげもあって日は翳っている。これは夏でも通えるかもしれない。
後ろには透明を超えて青い川があるから、行き詰まったら泳げばいいし。
なんてことを考えながら早速トライ。とにかくポッケをまず止めたい。そこをひたすら練習。
するも20回ほど出しても全く止まる気配がない。とにかく深く見えるポッケだが恐ろしくたるい。
サワサワもできない位置にあるので一回づつ効く向きを探す。が止まらない。
13時くらいから日向になってしまいしばらく水に足をつけたり、裏にある日陰になっている岩で遊んだ。

左下から右上にトラバースしてマントルを返す課題。切れ味の良い刀でスパッと切ったかのような岩。最初はツルツルすぎて全然できる気がしなかったけど効かせる角度とヒールの掛け方を調整したら登れた。セッションもしやすいし、岩が低いから安全な好課題「業物」3級。

もう「僕は悪いマントルの岩です」って聞こえてくるようなマントル面になんにもない岩。かと思ったらマントルの体制にも
入れず敗退。午前中に日が当たってたっぽくぬるぬるしていた。フリクションが良い時なら押し切れる?
DKさんとかが好きそうだしすぐできそう。

そんなこんなで思わぬ初登でテンションが上がってやる気を出してもう一回トライ。
その後泣きの1回から何トライも重ねたが結局この日も止まらず。というかタッチできるけど引っ掛かりはしない。
止まる日は来るのだろうか。

プロジェクトはまだまだかかりそうなのでまた時間がある時に
書いてみよう。

AWESOME CLIMBING EQUIPMENT
NAGAYAMA

Blogトップへ
Copyright © AWESOME CLIMBING EQUIPMENT|オーサムクライミングエキップメント公式通販オンラインショップ. All Rights Reserved.