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2023/03/22 15:35

だいぶ時間が空いてしまいました。

お久しぶりです。
今年は色々なことがあり岩場に行く時間がかなり制限されてしまいました。

まず一番はクライミングジムをオープンさせたこと。
クライミングを初めて10年。
最初は山登りの延長で、初めたクライミングでした。
どハマりして今ではクライミングジムを運営しているとは
人生はわからないものですね。


そんな中、もともとエリアとして開拓されていた場所が再開拓されて公開されたエリアが二つ。
一つは、阿久根ボルダーです。

阿久根在住のKさんによって再開拓が始められたこのエリアは森の中にあって少し特徴のある岩が大小ゴロゴロしています。
おそらく凝灰岩系だと思いますが、特徴的なのはポケットやミミズ腫れのような浮き出た岩肌が絶妙なホールディングやスタンスを
生み出します。

自分も大きい岩を中心に開拓に入らせてもらいました。
中でも最近初登した「Lost name」2段は久々に痺れるクライミングでした。
メインの大岩を背にまっすぐ歩いていくと同じくらいの大岩が現れます。

スラブの真正面を登っていくルートは中間部とラストにしっかり核心があり落ちれないところで
思い切らないと行けないメンタルが重要な課題。

名前は自分が初めて登った2段でもある、瑞牆山の大面岩下にあるスラブのハイボルダー「No name」から
オマージュしてつけさせてもらいました。「ここで落ちるとやばい、を超えていくのがクライミングの醍醐味」
メンタルをコントロールしてハイボルダーを登れた時はやっぱり気持ちがいい。久々にその気持ちを思い出させてくれた
この課題に感謝です。もともとは木が一本も生えていない草原にあった岩場だそうで、植林されて放置され「古」の姿を知らない
人も多いであろうこのエリアにまた人が戻ってきたのは新たなローカルクライマーが声をあげて開拓を進めてくれたからです。
それにも感謝をしたいです。
あと二つラインは残っていますがシーズンも終わりに近づいているので掃除をして来シーズンに。


もう一つのエリアは猿ヶ城渓谷です。
先週末に開催されたイベントにも参加してきました。

こちらは2016年の台風16号の時に被害が大きく出たところでもともとあった既存の課題は半分以上流れてしまいました。
その後、鹿児島のローカルクライマーUさんと自分を中心に再開拓を進めてまいりました。
またいつ自然が猛威を振るいなくなってしまってもおかしくない「生モノ」のようなエリアですが
夏は沢登りに、バーベキューなども楽しめるとにかく美しい渓谷です。

イベントに参加された皆様、ありがとうござました!
運営の方々もありがとうございました。

まだプロジェクトが残っているこのエリアはまだギリギリいけるので通いたいと思います。


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NAGAYAMA

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